先日デスクワーク用のイスが壊れました。昇降レバーを引いてもイスが思った高さで止まらない日が続き、ついに「ぷしゅー」という音と共に一番下に降りた状態から座面が上に上がらなくなってしまいました。テレワークが主なので早急にどうにかしないといけません。

目次
ガスシリンダーの故障
もう買い替えしかないかな・・・と思ったのですが、自分で修理もできるのかなと少し調べてみました。この昇降機能を持つパーツの部分の名称はガス圧昇降シリンダー(ガスシリンダー)というそうです。この部分、どうやら自分で交換することも可能とのこと。
3000円くらいだったので早速パーツを購入し、修理にチャレンジしてみることにしました。どうやら規格?のようなものがあるのか、汎用品で修理可能です。
修理手順① 壊れたガスシリンダーを取り外す
・イスの座面部分とシリンダーを外す
まずイスの座面部分とシリンダーを外していきます。ただ刺さっているだけなので、理論上は力づくで引っこ抜けば取り外せるのですが、数年にわたって体重がかかっていたためにかなり硬く固着している状況です。イスをひっくり返し、付け根をトンカチでたたいたりすると抜けやすくなるそうですが、そう簡単には外れませんでした。

でもキャスター部分をもって前後左右にグリグリしてみたらあっさり抜けました(笑)

・キャスターとガスシリンダーの接続部分を外す
次はキャスターとガスシリンダーの接続部分を外していきます。ここが一番大変でした。こちらもがっちり固着してしまって全然抜けません。調べたやり方では、トンカチでシリンダーの縁を抜ける方向へ力ずくでたたく!というのが一般的みたいです。

同じようにやってみました・・・がびくともしません。潤滑油とかを流し込んだりと試してみたものの全く抜けませんでした。1時間くらい格闘してしまいました・・・。
何よりもたたくときに金属音がすごいので、集合住宅に住んでいる筆者は近所迷惑にならないかと冷や汗ものでした。皆さんも注意してくださいね。
結局どうしたのかというと、キャスターの足を膝の上にかけて、真上から真下へのトンカチを振り下ろしてみることにしました。そうすると驚くほどあっさりと抜けました。
なんだったんだあの1時間は・・・(泣)

この方法は真下にシリンダーが落ちるので、床を傷つけないように段ボールとかを敷いておくと良いでしょう。

家具が不要になったら>>>

修理手順② 新しいガスシリンダーを取り付ける
古いシリンダーを外せたので、新しく買ったシリンダーを取り付けていきます。ここからはとても簡単でした。

座面にシリンダーの細い方を差し込みます。

シリンダーの太い方に、キャスターを差し込みます。

これでOKです。

ひっくり返して修理完了です。昇降機能も問題なく可動しています。

作業をするとおなかが減りますね。テレワークの食事にこだわるなら>>>
まとめ
イスの昇降機能がの故障は主にガスシリンダーという部分の故障が多いです。
3000円くらいで汎用品のガスシリンダーを購入できます。
古いガスシリンダーの取り外しは、垂直に力を加えると楽ちんです♪ 騒音に注意しましょう。
お気に入りのイスが故障したら、自分で修理できないか確認してみましょう。
めったにないこととは思いますが、同じような状況になったとき、修理の参考になれば嬉しいです。
私が使っているイスのモデルはイームズアルミナムチェアというデザイナーズチェアです。海外ドラマとかでもよくでてきます。正規品はけっこういいお値段ですが、手の届きやすいリプロダクト品もでてますよ。
ハーマンミラー Herman Miller イームズ アルミナムグループ Eames Aluminum Group Chair マネジメントチェア 5本脚キャスター ガス圧シリンダー調整 アルミバフ 黒皮革 ブラックレザー デザイン:Charles & Ray Eames 【RCP】【smtb-KD】テレワークでは長時間イスに座ることになります。長時間体に触れるものなので、体の負担にならない良い性能であったり、デザインにも是非こだわりたい部分です。いいイスだと気分も上がりますしね。
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